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「んじゃ行ってくるよ、世話になったなオッサン!」
「おう!気をつけてな!」
オッサンに手を振りつつアクセルを踏み込む。
あのオッサンとは長い付き合いになりそうだ、と軽く笑いつつ、奏弥は首都高へと上がっていく。
「さてさて、そういえばルールとかあんのかね?」
違法に走っていた頃と違い、今はサーキットとなった首都高。
サーキットにはその場所毎に定められた決まりがあるものだが…。
一旦待避所に180SXを寄せ、先程渡された端末を操作する。
「えーと。どれどれ…」
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