[佳乃編⑨] あとがき

あとがき

ふわふわとしたラストになりましたが、
終わりは終わりなんです…。

ええ、正直に言いますと
あまりにも佳乃がモテ過ぎて、
収拾つかなくなりました。

完結できるのか、コレ…と、
途中で夜も眠れなくなったのです。
（嘘、グースカ寝てました。キャハッ）

やっぱ私、長編に向かないワ～。
オムニバスとか短編が好きだワ～。

って、今更ですよね。

さてさて。
いきなり話題は変わりますが、
ウチのオット『グイン・サーガ』を
全巻持っているんですね。

１３０巻ですよ。
（更に外伝も１０巻以上ある）

でも、ご存知かもしれませんが
作者である栗本薫先生が亡くなったため、
未完なんですよ。

でね、その続きを複数名の作家さんが
バトンリレーみたいにして書いていると。
それを聞いて驚いたワケです。

だって１３０巻ものボリュームを、
全部覚えていないと続きなんか
書けないじゃないですか。

自作ならまだしも、他人の書いた小説を
そんなに覚えているなんて凄すぎます。

自慢じゃないけど私なんて、
自分で書いておきながら、
しょっちゅう設定を忘れるんですよ。

それも１００頁程度で四苦八苦。

…誰だか知らないけど、超人だな。
（名前を調べる気は無いらしい）

そんなことを想いながら、
今日も本棚の最上段を占領している
『グイン・サーガ』を見つめる私です。

ＢＹもものくり子