0人が本棚に入れています
本棚に追加
2年後のある日の朝、僕は妻に起こされた。
「そろそろ起きて!」
妻は、コンビニで一緒にアルバイトした旧姓幸田さんだ。
僕は、彼女が大学を卒業して間もなく結婚した。
いつものように朝食を済ませて、開店準備のために妻と一緒にお店に向かった。
お店というのは、アルバイトしていたコンビニだ。
今は、おじさんとおばさんがオーナーという立場で、僕が運営を引き継いで店長を務めている。
僕は、R-1グランプリで目標の3位以内に入ったけれど、お笑い芸人の夢は諦めることにした。
僕は、コンビニとコンビニを経営しているおじさんとおばさんが好きだし、コンビニに立ち寄ってくれるお客さんも好きだ。
妻は大学在学中からコンビニでアルバイトして店長になった僕を助けてくれて、このことも僕がコンビニを続けようと思ったきっかけになった。
今では、僕達夫婦がコンビニを切り盛りしている。
最初のコメントを投稿しよう!