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剥ぎ取った衣装の下に現れた白い肢体を、上から下まで舐めるように眺めた。ほっそりしているのに、貧弱な印象のない美しい身体。北国生まれらしい、肌理の細かい、透き通るように白い肌。
「綺麗だよ……」
視線の先で、かすかに兆して揺れているたおやかな屹立に目をとめると、蓮見はそれをそっと口に含んだ。
「あ、……っ」
だめ、とかぶりを振って、そのくせ三井は、細い指を蓮見の髪に埋めて絡めた。こわばる脚の間で硬度を増してゆく芯を、舌で丁寧に舐め上げ、すぼめた唇で抜き差しし、存分に刺激を与えて味わい尽くす。
「あ、いや……。あ、ああ……、でちゃう……」
「んん……」
出していいと教えるように、視線を合わせて口淫を深くした。口をいっぱいに使って大きく前後すると、小さな悲鳴を上げて三井が弾けた。
「あああ……っ」
口の中のものを手のひらに吐き出し、それを白い脚の間に塗り付ける。閉じた蕾は固く、そのぬめりだけでは十分にほぐせそうになかった。
久し振りに使うローションを押し入れから探し出し、うつぶせになった三井の尻に垂らす。一瞬の冷たさに震える仕草さえ愛しくて、すばやく準備をしながらも、痛いほど張り詰める股間が辛かった。
腹に着くほど猛る凶器を、肩越しに振り向いた三井が、なぜか安堵したように見つめる。
「何、遥。そんなに見て、エッチだな……」
「だって……」
嬉しいから、と囁かれて、もう本当にダメだと思った。おかしくなる。
「まだ痛いかもしれないけど、もう無理。限界。挿れる……」
「ん。きて……」
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