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華said
チョコレートは溶けきった。
さようなら。皆。
私はポケットに入っていたチョコレートのからを
足元においた。
その時。
屋上の扉が勢いよく開かれた。
木兎と赤葦くん、それに黒尾さん
3人は入ってきた同時に叫んだ
木兎「華、ごめん!俺はお前が必要だ!!」
赤葦「先輩、すみません。俺は貴女が必要です!」
黒尾「華ちゃん、ごめんな!お前が必要なんだよ!」
華「っ!」
三人「「「お前は、一人じゃない!/ありません!」」」
そんなことこの私にいってくれてありがとう。
最後にその言葉が聞けてうれしいよ。
華「皆、ありがとう」
私は微笑んで一歩前に踏み出した。
チョコレートの味がまだ口に残っていた。
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