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やっぱり忘れようと思っても
そう簡単に忘れることなんてできないと思う。
でも、忘れなきゃいけない。
そんなことわかってるよ。
でも、バレーを私からとったら
私には何が残るんだろうか。
ねぇ、誰か教えてください。...
そんなことを言っても逃げたことには変わらないから、自業自得なんだよね。
つくづく自分が憎いよ。
何で逃げたんだろうって。
でも今日で最後だよ。
バレー見るのも。
梟谷バレー部の皆、ありがとう。逃げてごめん。
頑張れ。
私は心のなかでそう唱えると、
体育館に背を向けて帰ろうとしたんだけど...
?「あっれー?君、なにしてんの」
そこにはトサカ頭の笑顔が胡散臭い人がいた。
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