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甦る、前世のトラウマ・・・!!
「ひえええええ!!くわばらくわばらくわばら・・・」
がしっ!!
「逃げるな『秘密兵器』!!ほおら!!行けぇェェェーーーー!!」
オーク部隊の兵士に担がれた僕は、そのまま『ラ・スカル王国』のアライグマ獣人部隊の真っ只中に投げ飛ばされた。
ひいいいいいい!!ままよっ!!
僕は思いっきり、思いっきり息を深く深く吸い込んだ。
ぷううううううううううううううううううう!!!!
ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!
もりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりっ!!
ぶわーーーーーっ!!
僕は巨体化した。
筋肉はモリモリと盛り上がり、まるでビーストのような逞しい体つきになった。
巨体の僕はふしゅーーー!!ふしゅーーー!!と身体中のオーラを吹き出して、『ラ・スカル王国』のアライグマ獣人部隊の全隊員の目の前に立ちふさがった。
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!! ダーーーーーン!!
キーン!!キーン!!キーン!! キーン!!キーン!!キーン!!キーン!!キーン!!
おおっ!!銃の弾?痒い痒い痒い痒い!!
僕は大きな鼻の孔を手で塞いで、肺活量にまかせて、ふんっ!!とやってみた。
ポロッ!ポロポロポロポロポロポロポロポロポロ・・・
僕の身体にめり込んでいた弾が、次々と取れてしまった。
「ひええええええ!!銃の弾が貫通せずに外に出てきたぁーーーー!!」
「銃が効かねえーーーー!!」
アライグマ獣人部隊は、仰天して畏怖して怯えた。
すげえ!!ラテックスゴムの身体が衝撃を吸収して、銃を全く受け付けねえ!!
よおーーーし!!
僕はもっともーーっと深く深く吸い込んだ。
ぷううううううううううううううううううう!!!!
ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!ぴきっ!!
もりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりもりっ!!
ふははははははは!!
アライグマ獣人部隊全員が豆粒にみえるぜ!!
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