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ごめんなさい!!人間達!!自慢の牙でぶん投げたりして!!
しょうがないんだ!!僕の前に立ち塞がるからだ!!立ち塞がらなきゃ僕は攻撃なんかしなかったんだ!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
ダーーーーーン!!
全くしつこいよーーーー!!ハンター!!僕を撃たないでーー!!
はっ!!
あああああああああああ・・・
ふうわり・・・ふうわり・・・
目の前にこんなにもパンパンな風船がいっっっぱい!!
人里にここまで酷い目に逢ってでも来て良かった!!
俺は最大限に興奮して、店での何かの催しの為に飾られたカラフルな風船の山に突入した。
「わーーーーい!!風船!!」
俺は目の前の洋梨状に張り詰めた風船を蹄で抱き締めようとした、その瞬間・・・
ダーーーーーン!!
パァン!!
銃弾・・・風船が割れた?!
はっ!?
ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!パァン!!パァン!!パァン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!パァン!!パァン!!パァン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!パァン!!パァン!!パァン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!パァン!!パァン!!パァン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!ダーーーーーン!!パァン!!パァン!!パァン!!
俺の突入した風船の山に、ハンター達が囲んで銃で俺を風船もろとも蜂の巣にされた・・・
俺は、割れた風船と共に絶命した。
俺は、最愛の風船に囲まれて絶命した。
俺のこの世での『巨大イノシシ』生活は、壮絶な最期で終焉を迎えた・・・
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