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……あんなに、たくさん触れてもらったのに。
私、また……触れ合いたいと思ってる。
私はドキドキと脈を打つ身体を自分で抱き締めた。
もっと彼に愛されたい。
私の心だけじゃなくて、まるで身体もそう言っている様に疼く。
……私、エッチなのかな?
もう一度ベッドに横になって、ヴァロンが寝ていた布団に顔を埋める。
彼の匂い。
寂しい。
早く帰って来てほしい。
夫婦になれば。
結ばれれば、落ち着くと思っていた気持ち。
……でも、逆だった。
愛おしさが溢れて、もっともっと……。
ヴァロンを求める様になってしまった。
……
…………。
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