0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
小太郎(陸奥畝光って名前なのか・・・)
数時間後、LHR(ロングホームルーム)が終わり、僕は電車で家に帰った。
家にて(PM5:00)
友達の愉吉から一通のラインが来たので僕はそれを見た。
小太郎「『助けて』・・・なんだコレ?」
僕は返信した。
ラインのやりとり
小太郎「どうしたの?」
愉吉「今男の人に誘拐され」
ラインのやりとり終了
そして僕のラインリストから愉吉が消えた。
小太郎「誘・・・拐・・・だと・・・」
待ってろよ愉吉。今助けるからな。
つっても場所分からないし・・・
待てよ、愉吉は確か八ツ橋高校。放課後が午後4時だとすると下校中に拉致られた可能性が高いな。よし、八ツ橋高校の周辺を探してみよう。
そして僕は荒川駅に行き、周辺を探した。
畝光ビジョン
ここは俺の家。自分で言うのもなんだが、裕福だ。
正蔵「畝光様、手紙が届いております。」
この人は俺の執事の田中正蔵だ。
俺は手紙を読んだ。
畝光「『I wait at Arakawa mountain by Starrin(荒川山で待っている スターリンより。)』あいつ、何で日本に来てんだ?今紛争中じゃなかったのか?」
正蔵「いかが致しましょう?」
畝光「俺に用があるんだろ、一人で行く。」
正蔵「かしこまりました。」
俺は荒川駅に行った。
小太郎ビジョン
荒川で探している途中、陸奥さんが走っている姿が見えた。
小太郎「む、陸奥さん!?」
畝光「小太郎か、今日はよく出会うな。」
やっと名前覚えてくれた・・・
畝光「こんな所で何してんだ?」
小太郎「友達が誘拐されてんだよ。助けようとして、でも場所も分からないし、荒川にあるのは確かなんだけど・・・」
畝光(まさかスターリンの奴がやったのか?)
「荒川山には行ったのか?」
小太郎「あんな危険な所入れる訳ないよ。坂は急だし、立ち入り禁止だって」
畝光「バカかお前、誘拐ってのは人が入らねー場所でやるモンだろーが・・・俺、そこに行かなきゃならねーんだ。お前も来るか?もしかしたらその友達、見つかるかもしれねーぜ?」
今、陸奥さんの瞳が光って見えた・・・
小太郎「行きたい。一緒に行かせてくれ。」
畝光「時間がない、早く行くぞ・・・あ、嘘。時間あるわ」
小太郎「ねーよ!」
僕と陸奥さんは荒川山に行った。
最初のコメントを投稿しよう!