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イケメンは僅かに眉間に皺を寄せてて、怒ってるぽかった。 「な、なんだよ…」 情けなくも声が震えてしまう。 綺麗な顔してる奴が怒ると迫力ハンパねぇな。 めっちゃ悪いことした気分になる。 「どうやったら本気だって認めてくれるんスか」 「へっ?」 「俺が国木田さんのこと、本気で好きってどうやったら伝わるんスか」 「もう伝わった!伝わったから!」 イケメンの顔が怖くて顔を逸らす。 勘弁してくれ! こんなんどっかの少女漫画でやれよ! 少なくとも、こんなイケメンの相手は俺じゃない! 同じ男でもヒナとかだろ! 「絶対伝わってないっスよね」 イケメンがそう言ったかと思えば、耳に生暖かい感触。 「ひゃっ!?」 ななななな、舐めた!? こいつ俺の耳舐めたのか!?
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