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キスすんじゃねぇのかってくらい、近くにイケメンの顔。 まつ毛なげぇし、毛穴ないんじゃねぇかってくらい肌も綺麗だ。 悔しいが胸がときめいた。 くそ。 顔がイイヤツはこれだから! 「お前っ!ほんといい加減にしろよ!冗談にしてもタチ悪いぞ!」 「冗談じゃないッス!国木田さんがイエスって答えてチューしてくれるまで絶対に、放さないッスー!」 「こんの、くそ×××野郎が!!!」 思いっきりイケメンの足を踏む。 力強く、できるだけダメージをおわせるように。 「いったぁあああ!!」 イケメンの力が緩んだすきに、さっと離れて、靴を履く。 後ろを見れば、イケメンが足を抑えてうずくまってた。 「死ね!!!」 中指をたてて、そう吐き捨てる。 厄日か!今日は! 友達の惚気聞かされて、変なイケメンに告白されて。 ほんっとに、最悪だ!!
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