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僕は快感で身体を震わせた。
「、ドS….」
「はぁ!?どっちが!」
田中さんが驚きながら笑う。
田中さんは僕と繋がりながらゆっくり体位を変えた。
僕にベッドの端を掴ませると後ろからテンポよく突く。
二人で快感に溺れていくようだった。
あーー、どれくらい時間が経ったんだろうか。
ずっとくっついていて、時間がわからない。
外はもう暗くなり始めている。
僕のお腹のなかも、もう田中さんが何度イッたかわからないくらいドロドロだった。
「ぁ、あー、あっ…も、むり…」
僕はついに力尽きた。
田中さんも絞り出すようにイクと、ベッドに倒れ込んだ。
「…っはぁ、はぁ、はぁーー。あー、これ、明日腰ヤッベェなぁ!ははは!」
田中さんのテンションがおかしいのを尻目に僕は目を閉じた。
このまま、時間がこの部屋のなかから動かなければいいのに。
僕の瞼に田中さんがキスをしたのがわかった。
愛おしい。
そんな感情が流れ込んでくるようにわかる。
「す、き…。」
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