10.秘密

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俺は公園のベンチにどかっと座って、残りの酒もキューっと飲みきった。 「あーあ、こんなことなら最後までしときゃあよかったな。」 空を見上げながら過去を思い出していた。 二年前くらいからだろうか、俺は酔ってすぐ眠る高輪によく悪戯をしていた。 大体ビジネスホテルか、漫画喫茶か、俺の家に行ってはすぐ眠る高輪を横に転がして、なにもしてられないわけがなかった。 最初は冗談のつもりで寝ている高輪を全裸にさせたことがあった。 起きた時全裸だったら、絶対驚くし、笑える。そう思って完全な悪ノリだった。 全裸にしてメガネまで外すと本当に綺麗な身体をしていて、エロさを感じた。 乳首を撫ぜると少しプックリしていきなり背徳感と妙なスリルを感じた。 何も知らない高輪は、寝返りをうってうつ伏せになった。 俺の心の中で悪魔が囁いて、高輪のきれいでピュアだった尻を少しずつ悪戯して、開発していったのだった。 いつか自分の気持ちを伝えて、その時がきたら、思い切り抱けるように。 「っあ、…ふぅ、ん、んー…」 たまに漏れる甘い声に、何度犯してしまいそうになったか、わからなかった。 なのに なのに…. 俺の大事に大事に育てた穴は、違う男にヴァージンを持っていかれたのだった。
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