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「ギンガットが信じてくれるかわからないけど
人にはレベルがあるんだ」
「レベル?冒険者のレベルとは違うのか?」
「冒険者のレベルは依頼をこなした内容や
ランク上げの条件をクリアした者でしょう?
ドラゴン倒す能力無くても器用に条件をクリアした人間もいる
過大評価につながっているんだ」
「力が無く討伐には無理なBランクも居るのは知ってる」
「Bランク以降はレベルの条件を付けた方がいいと思うんだ」
「レベル教えてくれないか?」
「普通の人間の上限は50でアマリリスは35高い方だよ
ギンガットは70たまに上限超える人間が居るらしい」
「高いのか俺」
「高いよ、人間最高は80だからね」
「80・・・・お前は?」
「・・・・他言無用で・・・・」
「分かってる」
「今99」
「・・・人間じゃないのか?魔族?」
「人間でも魔族でもない変わった種族、言えないけど、でも皆の味方だからね」
「さっき踊っているときに背中に大きな傷が見えた、悪い!女性に傷のこと聞いて」
「いいよ、最近まで魔力を封印されてたんだ・・・殺されかけた、
その時の傷だよ、ま、その時目覚めて強くなったんだけどね」
「・・・恨んでいるのか?」
「んーどうでもいいかな?恨んでないと言えば嘘になるけど、自分で動いてどうこうする気は無いかなぁ」
「心広いんだな?」
「広いと言うより蔑んでる?逆に哀れに思ってる?、人を貶めてい得られるものに執着する醜い心に呆れる」
「苦労したんだな?」
「今は楽しいから・・・皆に会えてうれしい~」
「そう言ってもらえるとうれしいよ、ちょっと癖のある奴も居るがいい町だよここは」
「癖のあるやつ?ギンガット筆頭に?」
「おいっ」
「「あははは」」
2人で笑った
【ルナ】:良かったですねいい人たちで
(うん、楽しかった・・・ルナこれから私のことはアカネと呼んで、体作った時に間違えてフィオナって呼ばれたら大変)
【ルナ】:はい♪かしこりましたアカネ様
(うーんんっふっかふか、女神スキルで眠らなくてもいいけど寝るのは好き!きもちい~・・・・・ZZZZ)
ロベール第2王子は同じ宿屋の1階の部屋にいた、宴会を早々に抜けて部屋に戻っていた隠密の魔法が切れたからだ、
もちろんアカネは気が付いた、王子の心の中までは見えないが
(素敵だった~あぁ頬に唇に触れたい抱きしめたい)
「ん?寒気が・・・」
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