4:悪役令嬢は、冒険者「アカネ」になる

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「ギンガットが信じてくれるかわからないけど 人にはレベルがあるんだ」 「レベル?冒険者のレベルとは違うのか?」 「冒険者のレベルは依頼をこなした内容や ランク上げの条件をクリアした者でしょう? ドラゴン倒す能力無くても器用に条件をクリアした人間もいる 過大評価につながっているんだ」 「力が無く討伐には無理なBランクも居るのは知ってる」 「Bランク以降はレベルの条件を付けた方がいいと思うんだ」 「レベル教えてくれないか?」 「普通の人間の上限は50でアマリリスは35高い方だよ ギンガットは70たまに上限超える人間が居るらしい」 「高いのか俺」 「高いよ、人間最高は80だからね」 「80・・・・お前は?」 「・・・・他言無用で・・・・」 「分かってる」 「今99」 「・・・人間じゃないのか?魔族?」 「人間でも魔族でもない変わった種族、言えないけど、でも皆の味方だからね」 「さっき踊っているときに背中に大きな傷が見えた、悪い!女性に傷のこと聞いて」 「いいよ、最近まで魔力を封印されてたんだ・・・殺されかけた、 その時の傷だよ、ま、その時目覚めて強くなったんだけどね」 「・・・恨んでいるのか?」 「んーどうでもいいかな?恨んでないと言えば嘘になるけど、自分で動いてどうこうする気は無いかなぁ」 「心広いんだな?」 「広いと言うより蔑んでる?逆に哀れに思ってる?、人を貶めてい得られるものに執着する醜い心に呆れる」 「苦労したんだな?」 「今は楽しいから・・・皆に会えてうれしい~」 「そう言ってもらえるとうれしいよ、ちょっと癖のある奴も居るがいい町だよここは」 「癖のあるやつ?ギンガット筆頭に?」 「おいっ」 「「あははは」」 2人で笑った 【ルナ】:良かったですねいい人たちで (うん、楽しかった・・・ルナこれから私のことはアカネと呼んで、体作った時に間違えてフィオナって呼ばれたら大変) 【ルナ】:はい♪かしこりましたアカネ様 (うーんんっふっかふか、女神スキルで眠らなくてもいいけど寝るのは好き!きもちい~・・・・・ZZZZ) ロベール第2王子は同じ宿屋の1階の部屋にいた、宴会を早々に抜けて部屋に戻っていた隠密の魔法が切れたからだ、 もちろんアカネは気が付いた、王子の心の中までは見えないが (素敵だった~あぁ頬に唇に触れたい抱きしめたい) 「ん?寒気が・・・」
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