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不思議そうで心配そうな木元くんが軽くトリップしてしまった私に声をかけていた。
「ビックリさせてごめんネ」
木元くんは照れた様に笑う
(でも 本当に困ってるんどけど…
だって木元くんって言われても全く知らないんだもん…)
困っていると
「羽唯?」
不意に安心する大好きな声が聞こえてきた。
「翔ちゃん!!」
思わず翔ちゃんの方に笑顔を向けてしまう。
大切な大切な幼馴染で高校では先輩の翔ちゃん
大好きな翔ちゃん 嬉しくて翔ちゃんへ行こうとすると
「萩尾さん、返事もらえる?」
(忘れてた…告白されてたんだった…)
木元くんの方に向き直ると、少しして翔ちゃんが私のところに来てくれた。
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