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そして翔ちゃんは木元くんの方に向くと
「俺と羽唯の関係なんて君には全く関係ないよネ?」
といったその声は冷たくて不安になる様な声で
私は少し切なくなってしまった。
「翔ちゃん…」
少し涙声になってしまった私の声に一番早く反応してくれたのはやっぱり翔ちゃんで
「羽唯帰ろうか、カバンはある?」
私が近くにおいたカバンを指すと、翔ちゃんが素早く取ってきてくれ優しく背中を押して促してくれる。
少し離れた所で成瀬先輩が笑いながらこちらを見ていた。
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