赤い糸
6/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
「大変です!708号室の患者さんが!」 看護師たちのあわてる声とバタバタと廊下をかける足音が深夜の病棟にひびいた。 年老いた夫は何をすることができるわけでもなく、病室のすみでただ死に逝く妻を見守ることしかできない。 「美智子…」 しゃがれた声で届きもしないのに妻の名前をよび続けた。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
42人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
147(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!