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第2章 遥真、出会う
学校までの道のりを、俺は全力で走り抜けた。今頃俺が通った道は雑草一つ残っていないだろう…とまで思える程の速さだった…ハズ。(ちなみに俺の50m走のタイムは9秒3だ!速いだろう!)
…こんなバカなことを考えられているということは俺はまだ生きてるんだな…。もう力が入らねぇ…。
あと数歩で龍征が待っている教室なのに…。
「む、無念…。」
そんなことを考えながら、俺の意識は闇の中に落ちていった。
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