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「(防衛省 課長 小池)え~、開始の時刻になりました。それでは、始めさせていただきます。私、司会の『防衛省 防衛政策局 日米防衛協力課』課長の『小池りか』といいます。よろしくお願いします。え~、この会議に出席されている方々の所属、お名前は、お手元にお配りしてあります席次表で、ご確認ください。え~、レジュメの表題にあります『Speed Star ModelーKMNRM01』ですが、いわゆる『サイボーグ戦士』です。先日の、2066年8月23日から8月24日までの、内藤山登内閣第342回臨時会で主管が『自衛隊』と決まりましたので、まぁ、いつまでも『サイボーグ戦士』では、特に『戦士』という言葉の印象は、 全く持って誤解を招きますので、こちらで、いわば命名をさせていただきました。まぁ簡単に『スピードスター』と呼んでいただければと思います」
「(防衛省 課長 小池)主管が私共自衛隊であり『スピードスター』を開発したのも、前所属は、実は独立行政委員会だったんですが、今は、え~『高度国際間・国内紛争問題研究・解決・処理本部 中央管制隊』に引き継げられ、メンバーも当時のままです。まぁ本来であれば『スピードスター』の機能解説なら、その、え~、隊の方々の司会で、その方々からのご説明の方がいいんですが、会議のテーマがですね、お手元にあるレジュメを開いていただいて」
「(防衛省 課長 小池)よろしいですか?テーマが『《スピードスター》の情報開示範囲』ということで、え~言うまでもないですが、事件や事故は、秒刻みで発生してます。『スピードスター』の目的は、そこにも記載しましたが『治安維持』です。だから『スピードスター』も、しょっちゅう出動しています。テレビ等でも、ほぼ毎日、流されています。日本だけなら、日本のことだけなら、まぁ、いいんですけど、そういった情報、海外の方々も見てます。それで『スピードスター』レベルのものって、海外にないんですね。日本だけなんです。この点は、え~『高度国際間・国内紛争問題研究・解決・処理本部 中央管制隊』の方々には、拍手喝采と申し上げたいです」
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