防衛省ワーキンググループ

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「(外務省 局長 今城)ん~、全部言っちゃぁだめだろうな、そりゃ、相手はね、欲しがるだろうけど、そんなに強くっちゃぁ、改良でもされてね、向こうから、上を越されちゃぁつって、やっつけられちゃうかも知れないからね」 「(東京都 局長 棚橋)もう、全部言わないって感じですか?」 「(外務省 局長 今城)ん~、部分的にね、言えるところは言っちゃってもね、いいとは思うけど」 「(国家公安委員会 室長 馬場)なんか言えるところ、あるんですかね、どんなとこだろう?」 「(国家公安委員会 担当 中条)声?」 「(国家公安委員会 室長 馬場)声?」 「(国家公安委員会 室長 馬場)音羽くん、君、いたろ?どうだった?」 「(東京都公安委員会 副チーフ 音羽)えっ、はい」 「(国家公安委員会 室長 馬場)もう大丈夫だよ、さっき、防衛省のひとも拍手喝采だって、ねぇ、そうですよね」 「(東京都公安委員会 隊長 谷垣)ええ、全然、はは、大丈夫ですよ、どうだった?」 「(東京都公安委員会 副チーフ 音羽)いやぁ、あたしは、操縦してただけなんですけど、でも、まぁ、今思えば、知らないうちに犯人が逮捕されてて・・・あっ、そっか」 「(国家公安委員会 室長 馬場)なに」 「(東京都公安委員会 副チーフ 音羽)い、いいえ、あの、11人の人質になってたひとたち、どうしちゃったんだろうって、今、ふっと思って」 「(東京都 担当 永野)たぶん、別の場所?じゃないかなぁって」 「(東京都公安委員会 隊長 谷垣)どうしてわかるの?なんとなく?」 「(東京都 担当 永野)いえ、あの~、同じ『ながの』じゃないですけど、遭難事故あったじゃないですか、あれを思い出して」 「(東京都 局長 棚橋)あ~あ~夏のね、あったあった、あれっ、そうだそうだ、どこだっけ」 「(東京都 担当 永野)長野県の赤十字病院に。全員っていったって22人、呼んでから、確か、あれっ、1時間くらいで」 「(国家公安委員会 担当 中条)あ、あたしも見た、奥穂高岳だっけ?なんか、すごかったって」 「(東京都 担当 永野)そう、県知事が万歳しちゃって」 「(外務省 局長 今城)あ~、見た見た、あ、あれサイボーグ戦・・・じゃなかった『スピードスター』か」 「(国家公安委員会 担当 中条)だから『スピードスター』なんじゃない?」 「(東京都 担当 永野)あ~、早いってこと?」
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