でんじゃらす奥さん

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後輩を家に連れていって玄関を開けると幼顔(おさながお)で幼児体型だけど、しっかり大人の愛妻が仁王立ちしていた。 「貴様!飲みに行くなら連絡ぐらい、ちゃんとしないと(はらわた)引きずり出して焼き肉にするぞ!」 後輩は、俺の後ろでポカンと口を開けていた。 「あはは。ちょっと口悪いけど、俺の嫁さん可愛いだろ?」 「あはは……。ギャップがいいんですか?」 愛妻は、顔を真っ赤にする。 「私を(はずか)しめるなど、百万年早い!次やったら(はりつけ)だからな!」 「ミユキ、おつまみ用意してくれた?」 後輩は苦笑いしながら、家にあがる。 さては、ミユキの可愛さに驚いたな? 口は悪いが料理の腕はピカイチのミユキは、ちゃんと準備をしてくれている。
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