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後輩を玄関先まで二人で見送る。
「また、来いよ」
「私も待っている。旦那を血祭りにする姿を是非見せたい」
後輩は、まだ固い笑顔で「また来ます」と帰って行った。
俺が中に戻ろうと後ろを向くと袖をミユキに引っ張られた。
「貴様!私を辱しめた責任をとれ!分かってるな!でないと晒し首にして野晒しにするぞ!」
俺はミユキの唇にそっと唇を重ねる。
「ミユキは全然変わらないな。もちろん責任とるよ」
俺はそう言ってミユキの手を引いて家に入る。
俺の嫁さんは口は悪いけど、世界一可愛い嫁だ。
俺だけに特別な嫁だ。
了
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