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「わかったわかった!三郎、四郎、雪翔の荷物を纏めてここへ持ってくるのじゃ。ある程度は残しての。薬を忘れるでないぞ?」 「ありがとう、お爺ちゃん!」 「本当は儂とて賛成はできぬ。じゃが、二週後には場所もわかるし、ちゃんと学校と病院に行くこと、何かあれば中止でよいな?あちらでは護衛はつけるぞ?」 「うん。それでいい!」 「でじゃ、せめて儂とは連絡を取ってくれんか。何、大雑把で構わん。今どこにいるとだけでも。これでも呼ばれたからとてすぐに行くのも場所を特定したりして時間がかかるのじゃ」 「邪魔しない?」 「し、したら怒るのじゃろ?」 「うん、みんな嫌いになると思う」 「せんせん!わかったから怖いことを言うでない」 「冬弥さんにもないしょだよ?」 「分かっておる」 「じゃが、重次とはのぅ」 「うん、他のみんなと比べたら慣れてそうだし、リハビリもしてもらえるし。それに、知識が四郎さん、技が三郎さんだとすれば、重次さんは両方出来るって思ったから」
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