らくがきの2冊目。

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魔女に連れて行かれて着いた所は、魔女のアトリエでした。部屋の中は明かりが点いていて、何かの壺やコンロ等、実験室のような台所の様な所でした。 アトリエの中に、森から帰ってきた目のほとんど見えない男の子の妹が居て合流しました。そして、オーヴさんと、赤い炎の目的が語られます。 オーヴさんは、真っ暗森にある、「妖精の花シリーズ」があるという事で、探しに来たとの事です。 赤い炎の目的は、ハンズとエイミー…つまり目の見えない子供達の両親から子供達を探して欲しいという依頼でした。 オーヴさんが、魔女と妖精の花シリーズの詳細を知る為に本を見せている間、赤い炎は、目のほとんど見えてない兄妹に、両親が1週間森の中を探し回っていた事、近くの街で真っ暗森の魔女の噂を調べた事、そして、2人を見つけたら、この2つを渡してほしいと言われた事を伝えました。 赤い炎が出したものは、家族の写真と、おそらく母親の作ったお菓子。 「…ママの味だ。」 2人は少し家に帰りたくなりました。 8a438456-3ce0-430e-853e-4ec44271c6b8 オーヴさんの助手のルルさんが、オーヴさんと魔女との会話のやり取りを見ていて、 「こんなにたのしそうにしてる、だんなしゃまを見るのは、ひさしぶりでし。」 とお腹がぐぅ~っとなりながら呟いていました。 それを見ていた赤い炎は、ニコッと笑い、 「長い道だったからね。恐がらせてしまったお詫びに、私が何か作ろう。確か、トカゲのしっぽが好きだったね。」 と、コンロの前に立ち、マント中から出てきたのは、フライパンと、白い液体、それと何かの粉末?サラダ油?? 「台所借ります」と魔女に言った後、何やら料理を始めた赤い炎。 何かを焼いている匂いに、ルルさんのお腹と身体が反応します。 これは…とかげのしっぽ味のホットケーキ!?
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