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森の中に戻った3人と1匹。会話はまだまだ続きます。
「ありがとう。3人の協力があったから完了出来ました。」
「僕も、妖精の花のシリーズの効果をじっけ…試す事が出来て、楽しかったよ。」
「……ホットケーキ。」
「あぁ!そう言えば、行きの時は半分しか光の実のお菓子を食べなかったけど、今回はちゃんと全部食べてたね。頑張ってくれたんだね。」
「…あ、照れてる。可愛い。」
と、魔女さんがルルさんをからかっている時に、
「さて、今回の報酬のかわりの代償は魔女に払ってもらうとして、僕としては、赤い炎、君の暗闇でも見える目と、マントの中を調べてみたいのだが。」
とオーヴさんが言いました。それに対して赤い炎は、
「その件は受けてもいいけど、まだ最後の仕事が残っているので、それが終わって引退した後でなら。この赤く光る目は、怖がられるのでね。」
と、オーヴさんのコメントに不満気な顔をしている魔女をチラッと見て言いました。
赤い炎は、魔法の薬屋のオーヴさんと約束しました。
「また会うのを楽しみににしてるよ。」
「引退後の人生相談もかねて、君の所に行くよ。」
「楽しかったわ。また機会があれば会いましょう。」
3人と1匹は、お互いの場所に、帰って行きました。
…そしてしばらく時が経って、赤い炎が、傭兵の仕事を引退した後、オーヴさんと再会しました。
これが後に傭兵の通り名だった赤い炎から、ディープジャズに変わる始まりの話となるのでした。
さて、
赤い炎が自分の場所に帰る時に、オーヴさんに一言。
「そう言えば君は報酬代わりに代償を頂くと言っていたけど、私が君に赤く光る目を与えた場合は、私に何を与えてくれるんだい?」
その質問にオーヴさんは少し考えた後、
「…そうだね。考えておこう。」
と言いました。
赤い炎がディープジャズさんになる話、これはまた別の話。
おしまい。
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