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「あ!いらっしゃい。」
しっぽを巧みに使ってかごを持っているイタチさんに会いました。
クマさんは、リュックを下ろすと、
「ほい、頼まれたやつ。」
中には鮭が2匹出てきました。
発泡スチロールの箱にちゃんと入ってます。
「わぁ!ありがとうクマの旦那。早速料理するね。タヌキ名人のとどっちがデカいかなぁ。」
イタチさんは、ウキウキしながら店に入っていきました。
「俺も見たいなぁ、タヌキ名人の鮭。」
クマさんも店に入っていきました。
店にはうどんとそばの出汁の香が、ほんのりしてきます。
「…あ!あーさんの匂いがする。」
ヒマワリは、とある赤い服を着たキツネさんの匂いの方に向かっていきました。
「こんな事なら、あーさんの着替え持ってこればよかったなぁ。…アサガオ、うどん食べる?食べれる?」
アサガオはあまり食べ物を食べません。元々植物だったので、水がメインの食事ですが、
「わからない。でもいいにおいだね。」
アサガオはヒマワリに付いて行きました。
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