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この絵はイラストで投稿した、ナーガ族の夫婦が「四次元旅行」に行った時の話です。https://estar.jp/pictures/25773153
そして、クリエイターのタルタルさんの作品「幸せパン屋さん」とのパン屋さんコラボです。
二人の甘酸っぱい行動や仕草に、胸がキュンキュンする作品です(//∇//)現在は非公開になっていますが、ダンとメアリーのその後も再開してほしいなと思ってます。
追記:https://estar.jp/novels/25762500/viewer?page=13タルタルさんから、「幸せパン屋さん」のオリジナルのイラストを載せてもらえました。今見ても優しい感じが伝わってくる素敵なイラストですので、見て欲しいです(*^ω^*)
ここの店の名前はHappy Bakeryなんですが、真ん中にある袋にはhappy breadになっています ^^;幸せパン屋さんの一押し商品用の袋です。(すいません間違えました(T_T))
棚の上に乗っているのは、1日経ったパンをラスクにした物です。再利用大事です…なんて思って置いてみましたがどうでしょうか?
ナーガ族の夫婦、ジョイスさんと、夫のアーティさんの旅行先は、素敵な自然と、賑やかな商店街のあるとある街です。
翻訳機と通貨を見て、初めての海外旅行…異世界旅行?にワクワクです。
「何か私達が普段来ている所に似ているね。」
「あぁ、そうだなぁ。初めてなのに懐かしいような落ち着く感じ。俺達はこういう所が結局好きなんだな。」
ジョイスさんは、そうねと言いながら、街並みを見ていきます。ナーガ族の夫婦は、その中で入り口が赤い屋根の、「ハッピーベーカリー」というパン屋さんに目が行きました。
「良い匂い。」
「海外のパン屋かぁ…気になるなぁ。」
2人は店の中に入って行くと、一人はパン職人の男性と、明るい女性店員、それと車椅子の老人が喋っていました。
「いらっしゃいませ!ハッピーベーカリーにようこそ!あら?変わった服装ね。外国の方?」
2人は女性店員におじぎをして、店内を見て回りました。
バケットも美味しそうだけど、ここの一押しは看板にもあるように、ハッピーブレッド「幸せのパン。」
「私達のパンの看板メニューも丸いパンだから、気になるわね。」
「あぁ、俺もそう思ってた。とりあえずこれは2つ…。」
それを聞いていた、女性店員さんは、
「あなた達もパン屋さん?同業者なのね!感想聞きたいわぁ。ねぇダンもそう思うでしょ?」
ダンと呼ばれた男性店員は、首を縦に振り、紙に包んだ「幸せのパン」を食べるのを見ていました。
「わぁ、美味しい。ほんのり甘くて飽きの来ない味ね。」
「確かに良いなぁ。これはどんな配合で作ってるんだろう、俺達のジョイスのパンとは種類は違うけど…幸せのパンという名前は納得するよ。」
ナーガ族夫婦の感想に、2人と車椅子の老人は嬉しそうです。
『よかったら、そちらのパン屋の話とか聞かせてくれない?』
ジョイスさんとパン屋の女性店員「メアリー」さんの声がハモって、パン屋さんに笑い声が響きました。
ホテルに戻る夕方まで、5人は色んな話で盛り上がりました。
店にやってきた商店街のおばちゃん達とも仲良くなって、とても楽しい旅行が出来ましたとさ。
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