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※これは、ヒロヤさんのキャラクターとのコラボ作品です。
題名:「スーパー茶釜と、ムッシュさんのきのこ鍋パーティ」
いつかのクリスマスの日、お土産を持って育ての親の家に里帰りしていたキツネさん。その途中で、同じ格好をしていた4人組と出会い、意気投合。キツネさんの格好を見てサンタさんと思ったらしく、その時はまた会う事を約束して、プレゼント交換した後、帰っていきました。
その後、レインボー紅葉でエルフの郵便屋さんとタヌキさんでうどんを食べていると、きのこ採取をしている3人組にばったり会いました。明日テントで、鍋パーティーやるからと誘われてキツネさんも参加する事にしました。
次の日キツネさんがテントを開けると、大きな茶釜と、3人組の採ってきたきのこが沢山ありました。4人目の「ヒ」の方は?とキツネさんが聞くと、社長業が忙しいので、後から来ると言う事でした。3人は待ってましたとキツネさんを座布団に案内して、茶釜に火を入れました(カセットコンロ)。
この茶釜、中には出汁が入っていて、茶釜の銅成分?で、なんでも美味しくしてしまう、「スーパー茶釜!」…なんだそうです。タヌキさんの茶釜をレンタルしたようです。
「ピキー」っとムッシュさんが洗ったキノコをドボドボ、おサルさんが用意していた、カット温野菜も入れて、アゴしゃんが蓋を閉めて、後は煮えるのを待つだけです。
…色はともかく、美味しそうな匂いがしてきました。
アゴしゃんは、キツネさんにキノコ鍋をよそうと、キツネさんは一口ぱくり。3人が見守る中キツネさんは、
「あ…!美味しい。とっても美味しいです。ありがとう。」
3人は万歳とガッツポーズをとって嬉しそうでした。
その後、ヒロヤ社長や、タヌキさんとも合流して、キノコ鍋パーティーの第2ラウンドが始まりました。
キツネさんは、おサルさんの履いている草履を見て、
「あっ!これはプレゼント交換の草履…こんなに寒くなっても履いてくれてたんですね。」
と、お揃いの草履を見せつつ一言。
とても履き心地が良くて、疲れないから寒くても使ってくれていたそうです。キツネさんも旅の始まりの時に、草履を履いて出掛けます。
「これは私の育ての親が、長い旅で自分の身を守る為に作ってくれた草履で、私の持っている杖と、草履は旅をするのに必ず必要な道具なんです。」
と、道具について説明しました。
隣座っていたタヌキさんは、
「そうそう。その杖と拳法で、襲ってきたクマの旦那を昔ぶん投げてたもんな。あれから、クマの旦那は、キツネさんに顔が上がらなくなったもんな。」
と、日本酒を注ぎながら一言。
ヒロヤ社長ら4人はその話に興味深々。
「まぁ、タヌキさんの話は多少違いますが…。」
キツネさんの昔の話がゆっくりと始まりました。
その話は、また別のお話で。
ヒロヤさんの「ご奉納アルバム」で、僕の描いていたキツネさんと、ヒロヤさんのキャラクターをコラボしてもらった事が以前ありまして、ずっとそのお返しをしようと思ってました。2017年ぐらいに描いてもらっていたので、お返しに2年ぐらい掛かってしまいました(^◇^;)
ヒロヤさんの個性的なキャラクター、ようやく上手い具合に出来たかなと思いますが、どうでしょうか?(ドキドキです。)
ムッシュさんを描くのに苦戦してました^^;
茶釜パワーで毒も消える!?みたいな感じです。
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