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「ぼ、僕……どうなるの?」
「心配するな。泰志が俺の言う通りにしてれば、気持ちいいことしかさせないよ」
「でも…、でもっ」
「セーンパイ。今センパイとヤってるのは俺だよ?」
顎を捕まれて無理やり顔を泰志の方へ向けさせられる。いつもはふざけてばかりの弟が、寒気がするほど真剣な眼差しをしてた。
「――」
「いいね、その眼。好きだよ」
それは、センパイに言ってる? それとも自分に?
鏡を見なくても分かる。今の千世は涙の膜が張った、脅えた眼をしている。これが泰志の嗜虐心をそそってしまったのだろう。
避妊具を身に付けた泰志は千世の足を大きく開かせる。
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