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「……入れるよ?」
「ん…………はぅっ…う……あぁ」
泰志は後孔にローションを追加すると、その入り口へ徐々に自身を沈めていく。
「う、ぁ…キツ……っ」
「ちょ、もっと力抜けない?」
「~~っ、むり……」
「泰志、キツそうなら馴染むまで待ってろ。受けの身体を気遣うのも攻めの大事な役割だぞ」
「そっか……ごめんね、センパイ」
素直に謝ってくれるのはいいが、いい加減『センパイ』という言葉に嫌気がさしてきた。先輩と後輩という役とはいえ、今抱いているのは泰志のお兄ちゃんなんだぞ、と言ってやりたい。
「その…そ、その呼び方――っあ、や…そこ……触っちゃ…」
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