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「お、これ結構上手く描けたんじゃね。後ろから突っ込まれてる千世」
「もぅ……っ、からかわないでよ」
「からかってるんじゃないよ。つかお前、自分がヤられてる絵見てどう?」
「どうもこうも…ないよ」
「そうか? ここは勃ってるけどな」
「~~!」
存在を主張している胸の尖りを押し潰され、その衝撃に背中が反る。今まで意識したこともないところなのに、なぜだかじんじんと疼いてたまらない。
「ゃあ…ああァ……ぅんっ」
「千世は本当に可愛いなぁ……」
恍惚として呟く廉佳のそれは、千世の耳に嫌というほど響く。これでは何の進歩もない、と自らを叱咤して、理性の限り訴えた。
「れん、か…さん……僕、こんなこと、しに来たんじゃ……」
「ああ、そうだったな。俺から呼び出しておいたのに、悪いな」
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