その8

47/50
前へ
/257ページ
次へ
「そうだったのですか。しかしこれは困りましたね。総帥であろうとも、私の一存で恋愛禁止計画を直ちに中止するのは困難です」  ジッタんが顎に手をやり考え込む。 「ヤジゅかもミルちゃんに恋してます!」 「バカ! なにいうのっ」  ゆるシアの冗談混じりの告げ口は、不運にもジッタんに真面目に受け取られてしまうこととなる。
/257ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加