0人が本棚に入れています
本棚に追加
見捨てません
「私たちはアナタたち従業員を家族のように思っています。だから、見捨てません」
黒野社長は言った。
黒野は秋葉原にある電気屋CHRONOSの社長だ。
新入社員の小森純一はいい会社だなぁと思った。
未ステマってことはステマを使っていない。
そこにせんがつく。
ステマを使っていないません。
使ってるんだ?ステマを。
美智子に電話した。
「CHRONOSってステマ使ってんだって」
「忙しくなるわね?」
《CHRONOSは素晴らしい会社です!》って看板に書いて会社の前に立てて置いた。
過労死寸前の店員が無理して笑って「そっ、そうですよね?こんなにいい会社はありませんよね?」って言っていました。
純一は「痛みを伴うのはしょうがねーだろ?」って言いながら店員の腹を殴った。
「会社の悪口言ったら承知せんからなぁ?」
CHRONOSは良い会社になりました。
純一と美智子は報酬50万円を手に入れました。
最初のコメントを投稿しよう!