社長の優しさ。

14/18
前へ
/96ページ
次へ
「申し遅れました。私は、会長から 任命されて、今日から社長専属秘書として 就くことになりました。 三浦と申します」 三浦さんって人さ、そう言ってきた。 社長専属秘書!? 私は、唖然とする。 それって……つまり。 「ふざけるな!? 俺の専属秘書は、愛里だけだ」 「失礼ながら椎名さんは、 本日付で退職と言う形になりました」 退職金!? そんな……私そんなの希望していない。 「そんな……」 「はぁっ?何を勝手なことを言っているんだ!? 愛里は、退職なんて希望していないし そんなの俺がさせない」 社長が私の代わりに言ってくれた。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

647人が本棚に入れています
本棚に追加