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ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!
パラララ!!パラララ!!パラララ!!パラララ!!
ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!
「また来やがったか?!!」
「怖いわ・・・何でそこまで信吾を狙ってくるの?!」
信吾は、学校でいじめを受けていた。
毎日生徒に暴力を振るわれ、集団リンチを受けていた。
持ち物は悉く破壊され、机や椅子は信吾への中傷が書き殴られ、トイレに連れられては汚物を喰わされ、恥ずかしい格好をさせられてはSNSに拡散され・・・
わざと店に万引きするように命じられ、補導されてからいじめが発覚し、今では家に引き込もっている状態だった。
ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!ブーン!!ブーン!!ブンブンブーン!!
バイクの爆音が、信吾の家の前で止まった。
ワンワンワンワンワンワンワンワン!!
「この糞犬!!」
ガッ!!
きゃいーーーん!!
「ああっ!!ベス!!ベスが!!ベスが!!」
「信吾!!また新しい犬を飼うことにするからね!!」
「やだ!!ペスじゃないとやだ!!」
どんどんどんどんどんどんどんどん!!
ドアをノックする音がする。
「しーんごくん!!あーそーびーまーしょ!!」
信吾は知っていた。
信吾の家のドアを外で叩く集団は、学校で信吾を激しくいじめた生徒だということを。
そして、その生徒は暴走族のメンバーを引き連れて信吾の家を襲いに来たことを・・・
どんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどん!!
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