第3話 あの人の鼓動は……
1/12
読書設定
目次
前へ
/
26ページ
次へ
第3話 あの人の鼓動は……
ハラリ。ハラリ。 白い雪は重さが無いのかの様に中を舞う。黒の礼服に身を包んだ私は、白銀の世界を進む。何度も通った道をまるで何かに引き寄せられるかのような足取りで歩く。 ピタリと立ち止まったのは、どこにでもある様な墓石の一つ。 この墓石の前に立つと、必ずあの時のことを思い出してしまう。 そういえばあの時も、今日の様に雪が舞う寒い冬の日だった。
/
26ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!