女神の前髪

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エレベーターが到着し、二人で乗り込む。 自分の目的階数に着き、部長に会釈して先に降りた。 心がふわふわと浮足立っていた。 女神の前髪を私は掴めたのだろうか。 残っていたコーヒーを飲み干し、さび付いていたやる気スイッチを押す。 日常なんて些細な出来事で変わる。 今日もがんばろう。
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