ぼくのいるばしょ

「えっ？　どうぶつびょういん？」

「ちがう。ふつうのおいしゃさん。でもやさしい先生だから」

ぼくは　ともだちのじてんしゃをかりた。

びょういんのばしょは　しっている。

できるだけ　早く　できるだけ　しずかに　じてんしゃをこいでいく。

びょういんへつくと　まだかんじゃさんは　だれもきていなかった。

ぼくはラピをだっこして　うけつけでさけんだ。

「先生をおねがいします！　早くきて！」　

かみが白くてめがねをかけている人が　びっくりしてでてきてくれた。