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肛門を目一杯広げられて、異物が腸をぐんぐん登ってくる初めての感覚に驚き、恐怖した。そして更に奥へと押し込める動きに、痛みと圧迫感で背中が反り返る。
「やべ、切れた。濡れてても狭かったか。悪い悪い。はぁ、あー最高。やっぱメッチャ気持ちいいわ、さすが運命の相手。はははっ」
「アッ、アッ、アッ、ン、ウゥ、ウゥッ。アアッ、アァッ、アアァ、アアァン」
「お前もヨくなってきただろ。もっとよがれよ。竿は触りたくねえから自分でシコりな」
「ン、ンフッ、ハァア、アハァ、ァァァアン」
痛みと圧迫感だけだった感覚は、突き上げられるうちに甘い痺れに変わっていき、腰から下が蕩けたように感じられた。高村さんのフェロモンも噎せかえるほどに立ちのぼり、部屋は互いの匂いと荒い息遣いで充満している。
匂いに酔っているのか感覚に酔っているのかわからない。ドロドロした快楽の中に浸かり、思考と理性が飛んでいった。
「アァ、アァン、ンッ、ンンッ。ウゥ…アアッ、ハァアンッ!…んで、首、噛んで!アアッンッ、お願い!アァン。噛んで…噛んでぇ…ァン、首、噛んでぇ…」
体の奥の奥を蹂躙されながら、涙とよだれでグチョグチョの顔を晒して高村さんの頭を首筋に抱え込み、哀願した。
「バカ、やめろ!うっかり噛んじまうじゃねえか!首、近づけ、んな」
「ハッ、ハッ、お願、い、噛んでぇ、」
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