On a hot summer day

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「これでいいや」 そう言ってマスクに触れると、大きく息をはいた。 「安定したら、酸素も取れると思うから。今はそれがあった方がいいんだよ」 「そっか。片桐君が言うとそんの気がするよ」 目を合わせて微笑んでいた、ゆったりとした空気を壊すように、声が聞こえて波留は目を閉じた。
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