94人が本棚に入れています
本棚に追加
そして幸せの黄色い鼠がドブネズミとなり解散した一週間後、【0NO】というゲーム会社から小包が届き、会社名も住所も架空で差出人は偽名と予想された。
会社名【0NO】=ゼロノー=霊能
開発部・清水課長 清=紙(カミ)水=川 清水=神川
小包の中には黄色いイヤーチップチが二個。USBモバイル通信端末。ボックス型のコントローラー。それと簡単な説明書が一枚あり、【霊能ゲーム・イエロー】とタイトル名が書いてあった。
『これは後で聞いた話だが、イエローが贈られたのは黄色い鼠の旧メンバー・五名のみであり、一度だけ神川結弦の招集で顔を合わせた信頼のおけるメンバーだった』
その場所が現在、霊能ゲーマーの会合場所になり、神川結弦の意志を引き継ぐ拠点となっている。
最初のコメントを投稿しよう!