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☆4
私は彼以外に抱かれることに
抵抗がなかった
私たちは...
一線を越えてしまう
先生と生徒のいけない恋
最初は学校だけだったのに
外でも会うようになり
お互い恋人がいるのに
求めてしまう二人…
出会う順番をまちがってしまっただけ
お互い激しく求め合う
濃厚なキス…
ただ、抱き合っている時もある
不安になると
先生に私は言う
「しっかりと抱いて…
私を離さないで…」
私たちは二人で一人なのだと
錯覚に陥る
底なし沼のように
深く深く落ちていく…
……
…
そんな二人に不幸が訪れ
お互いの恋人が
気がつき始めた
私は彼に束縛され
激しく身体を求められ
汚されていく
乱暴なだけで
全く感じない
ただ苦痛なだけ
私の心は先生だけのものだから
先生だけを愛してるから
心の中で何度も何度も叫ぶ
「助けて…先生。」
もう愛していない彼に抱かれるのは辛い
私がおかしいの?
……
…
ある日…先生の彼女に罵られ
私が悪いと言われ
「泥棒猫」と言われた
先生は私を優しく抱きしめて…謝り
「誰も知らない場所へ行こう。」と言う
私は先生を不幸にしたくないから
先生の前から消えることに…
………
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