1章

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「先輩!」 「ん?なに?」 私は部室の中で少し興奮気味に話しかけてきた後輩に対して笑いかける。 「聞いてくださいよ!今回の課外学習ニサンザイ古墳とか言うわけわからないところなんですよ」 後輩はそういった後、絶対面白くないとつぶやいている。私も一年前そうだったなと思いながら、私が先輩に言われた時と同じセリフを吐く。 「まぁまぁ。そういわずに騙されたと思って行ってみなよ。案外新しい発見があるかもよ?」
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