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今日は入学式、新しい制服に身を包み学校へ。小、中と一緒だった友達、みきと登校。親友の工藤美樹は、友達おもいのイイ奴。
「あぁ、なんか入学式とかダルいよね」
と、頭をぽりぽりかき喋る、ショートヘアがとても似合う、可愛いと言うより、かっこいいが似合う女の子。
「そうだね」
前から吹き付ける風に、私の黒くて長い髪がサラッとなびいた。
「でもさぁ、イケメンとかいるかな? 絶対に彼氏ゲットしなきゃ」
いきなり、テンションがあがった美樹を見ながら、私は興味はなかったけれど。
「そうだね」
そう話しを合わせた。
「うそつき!! 全然そんな事思ってないくせに! そうだねそうだねばっかり」
と、睨んでくる。私の嘘は通用しない。
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