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「あ~、いつにもましてダメージでかそうやね」
「ん~……仲良かったと思ってたユーザーが敵となった……もう全否定」
モウダメポと、一瞬だけ顔が上がったが再びベッドの中へと消えていった。
「やれやれ……って、それ出版社の企画に出すとか息巻いてた奴?」
「うん」
「あ~……」
ここ一ヶ月ほど彼女が没頭していた奴だろう。かなりの自信作になりそう!!と、宣言されていたことを紀三はなんとなく覚えている。が、漫画は読めても、小説となるとあまり手が伸びない紀三は、それを読んだことはなかった。
「わかったわかった。昌美、呑みいこ。呑みに」
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