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僕が悲鳴を上げているとそこでその熱い欲望が、僕にあてがわれた。
もう無理と思った僕は、
「あの、もう許してください。無理です」
「ここまで来て無しには出来ないな」
「! 嫌なら止めてくれるって言ったじゃないですかぁあああ」
「残念だったな。あれは“嘘”だ」
「ちょ、え、ま、待って、ま……ぁあああああんんっ」
そこでずぶりと僕の中にエドワード王子が入ってくる。
熱い欲望が挿入されて、僕の内側からエドワード王子の形に変えられていく。
中をこするように奥に奥に入り込んで、それだけでも僕は感じるような苦しいような感覚になる。と、
「全部入ったぞ。というか魔法を使ってもきついな、初めてだからかもしれないが」
「んんっ、ぐっ……」
「動くぞ」
僕が呻くとそこでエドワード王子が腰を打ち付け始めた。
その激しさに僕は更に呻く。
けれどすぐにこすられた場所から快楽のような熱のようなものを感じて、たまらずエドワード王子に抱きつくように手を回す。
「……本当にリオは可愛いよな」
「んんっ……」
そこでさらに激しく突き上げられて、その快楽に僕の頭の中はぐちゃぐちゃになりそうだった。
夢中で抱きついているとそこでエドワード王子が、
「中に出すぞ」
「ふえ? ふえええええ」
そこで強く突き上げられて、僕の体の奥にたっぷりと熱いものが注がれてしまう。
本当にはらむんじゃないかというようなその感覚に僕がびくびく震えているとそこで、エドワード王子がキスをしてきて、
「リオ、可愛かったよ」
「う、うう、僕も気持ちよかったけれど、止めてって言ったのにやめてくれなかった」
「あれだけ可愛いリオを見せつけられて我慢しろは酷いぞ。仕方がないな。リオにはもう少し慣れてもらおうか」
「え?」
「もう一回頑張ろうな」
その時のエドワード王子の笑顔は、今までで一番輝いて見えたのだった。
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