第参章

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『つけてません』 マジでか、つーことはこの甘ったるいようなこの匂いはこいつ自身の匂いってワケか・・・ヤバイ マジでかやばい 「真波」 『なんですか』 動いたはいかないそのオーダーを無視して俺の体は勝手に動きだす 俺は腕を動かし真波の頬に手を触れた 『ぇ・・・ちょっ』 そのまま親指で唇を辿らせると真波の肩はピクリてま反応を示す そして真波は小刻みに震えながら俺を睨んできた その反応クソ可愛い 「うん、ありがとう!後は待機させてあるスタッフと完成させてくるよ」 「んあ?」 「直ぐだかここで待ってて」 奏は待っててくれと言うなり部屋を飛び出していった つかこれでいーならもっと早く言えよ こんなギリギリじゃなくてよ、そしたら俺がも・・・ 俺がそんなことを考えていると真波は勢いよく俺か飛び退き部屋から飛び出ていこうとした 「待て」
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