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「待て」
芦坊副編集長に呼び止めらた私は動きを止める
「この部屋で待ってろって言ってただろーが」
芦坊副編集長の言葉我に返った私が振り返ると、芦坊副編集長ゆっくり立ち上がり此方に近づいてきた
『こ、こっこっ・・・』
「あ?ニワトリかよ」
こっち来ないで下さい!
私の願いとは裏腹に近づいてきた芦坊副編集長は私の腰を抱き寄せる
『離っ・・・;』
抗議の声を上げようとすると芦坊副編集長の顔が迫ってきた
不味い・・・さっきの今ので完全に変なスイッチ入ってる;
反射的に目を閉じてしまった私と芦坊副編集長の唇が交わろうとした瞬間芦坊副編集長のスマホが鳴った
その音に驚いて目を開けると、至近距離で視線がぶつかる
芦坊副編集長の熱っぽい視線のせいで金縛りにあって指一本動かせない
暫くそのまま見つめ合った芦坊副編集長はゆっくり離れていきスマホに手をかける
た、助かった・・・;
芦坊副編集長が電話に出る姿をみるとホッとした私は座り込んでしまった
なんだった今のは・・・
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