第肆章

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嬉しい、その感情とは逆に過去のトラウマが目を覚ます 高校時代、貴方は私を好きだといったその口で私の気持ちを否定した 【お前は、俺の事なんか少しも好きじゃかなったのにな】 【何言っているんですか・・・私は!】 【無理矢理付き合わて悪かった】 【・・・か、・・・そうですか勝手にして下さい】 そのまま喧嘩するように別れた 『私は嫌いです』 そのトラウマのせいで出た言葉は真意とは真逆の言葉 けど、これでいいんだまた繰り返してしまう 私と貴方はきっと、想い合ってはいけないんだ きっとまた悲しい想いを繰り返してしまう そう言う定め・・・いや運命なんだ 「そうか、わかった」
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